2013年07月07日

久方のあまのかはらの渡守
 君渡りなばかぢ隠してよ (古今集 秋174)

天の川原の渡し守よ。
あの方が渡ってしまわれたなら、舟のかじを隠してしまってください
(お帰りになれないようにするために)。

けふよりはいまこむ年のきのふをぞ
 いつしかとのみまちわたるべき (古今集 秋183)

今日からは、来年の昨日(七月七日)を早く来ればよいがとばかり
待ち続けねばならないのであろうか。


  『古今和歌集 全訳注(二)』講談社学術文庫
posted by ひよこ豆 at 07:52 | 和歌